デザイナー ヤス•ミチノは、2003年からパリでハンドバッグデザイナーとしてのキャリアを開始。サンローラン、ジバンシィ、デルヴォーなどの複数の名門メゾンで経験を積み、2014年に「michino paris」を設立しました。
 
8歳の時に家族で訪れたフランス旅行がきっかけでパリに強い憧れを抱くようになり、以来パリで暮らしデザイナーとして働くことを夢見るようになりました。になって振り返ると、これが私の人生を変えた瞬間だったと思います。
 
ニューヨーク大学で美術史とフランス文学の学位を取得し、同年にパリへ移住。名門ファッションスクール「スタジオ・ベルソー」に通いました。
 
「ファッションは移ろいゆくが、スタイルは残る」という言葉は、常に私の心に響いています。だからこそ、michinは移り変わるトレンドよりも”スタイル”を重視し、最上級の素材から作り出す上品なシルエットを追求しています。
 
東京で生まれニューヨークで学び、パリでデザイナーとしての修行を重ねる。いつしかこの国際的な経験は、「文化的な境界を超え、旅を通じて自分自身を見つめ直す」というmichinoの理念に大きく影響を与えたのだと感じており、今では「夢を追いかけること」が私の仕事の核となっています。